一人暮らしを始めて三年ぐらいたつので大学が無い時期は本当に誰とも話さなくなります。
誰とも話さないと声を出す筋肉が衰えるというのはどうやら本当らしく変な声しか出ない瞬間が頻繁に訪れるようになります。
そんな中実家に戻る機会があったとき稀にめちゃくちゃしゃべるときがあるのです。
何がトリガーになっているのか自分でもわからないのですが、母親や妹に対し慣れない発声に喉が追いつかず乾燥して咳き込むぐらいしゃべりだすのです。
家族は私のこの状態に慣れているので今更驚くことはありませんが他の人に発動するとめちゃくちゃ驚かれます。
普段声を発しないやつが話慣れていないため急にテンション上がった子供みたいになれば驚くのは当然ですがあまりにも思い出したとき恥ずかしく二度としゃべらないと思い声を発さないループに入ってしまいます。
そしてもっと恐ろしいことに基本的にほぼあらゆる分野の経験が乏しいため内面はめちゃくちゃ幼いという事実がちらつくのです。
どうやら多くの方にとって経験を積むということは自然に行われるようで私の普通ではなかなかに難しそうなのでやはり人とはちがう部分を楽しんで生きていきたいとは思います。
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