真面目であることが長所にはならない時代が来ているという言葉を聞きました。
誰しもが真面目であるため真面目であるだけでは差別化できないので大多数の真面目な人間に紛れてしまうということです。
たしかに能力主義のピラミッドにおいて上昇志向を持って生きるためには真面目さは武器にならないかもしれません。
真面目ややさしいといった誰しもが持ち合わせるようなものは無意味にとらえられがちかもしれません。
しかし、価値の基準を能力主義の世界で上昇することに合わせなかった場合無意味とは言い切れないと思います。
一番になりたいわけでもない人にとって真面目な安定した”良い人”と思われることはとても重要でグループに属ささずに生きる人ほど必要になってくると思います。
色々な団体に共通して特筆すべき点はないが真面目であると思われていると案外余裕のあるグループに助けてもらえると思います。
また、特筆すべき点はないのでライバルとなることも考えにくくグループに属さず生きる中でどうしても他人の力が必要となったときにすべてのグループから余裕があるグループを選ぶだけで助けてもらえると思うのです。
また、唯一の武器が真面目さである場合手放すには惜しいですし、真面目さも捨てたもんではないと思ってしまうのです。
つまりどちらも一長一短あるため真面目に生きていることが苦なくできる人は真面目に生きれば良いし真面目に生きられない、なぜか不真面目ととらえられやすい人は能力が生かせる面で生きれば良いと思うのです。
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